修士課程のメモ帳

研究職と開発職の隙間に落っこちた新卒のお話

そうだ!京都に行こう!~(新)緑を求めて叡山電鉄沿線を遊んできた~

「最近ずっと顔が死んでるけど大丈夫?笑」

 

 

と、研究室の同期に笑われながら言われました。就職活動が終わった安心感から疲労がどっと来たこと、研究が進展し面白くなってきたこと、論文化を視野に入れ詳細なデータ集めに神経をとられること、後輩の研究生活のフォロー、学会、相方氏に構えず別れた等々、様々な要因が重なり他人の面倒を見る余裕がなく自分のことに集中するため、表情を基本無にしてきた結果だと思います。変な人が多くいる環境で神経をすり減らす以上仕方がないですね(他人のことは言えない)。

 

顔が死んでるのはどうしようもできませんが、確かに肉体的にも精神的にも疲れは常に抱え込んでる気がするので、緑を見ようということで7月初めの土曜にカメラを抱えて京都に行ってきました。

 

 

今回は、詩仙堂圓光寺大原三千院といったメニューです。いつも通り京都は油断すると交通費がやばい

 

 

 

詩仙堂

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拝観料500円です。ググってもあまり情報は出てきませんが、新緑がそれなりに綺麗との情報を見たので入ってみました。中を見たから言うと割高感半端ない。300円くらいが相場じゃない?ちなみにこの竹林は拝観料を払わなくても見れます。

 

庭園はそれなりで蛙の鳴き声と流水音と鹿威しの音しかしない静かな穴場でした。ここで扇風機の風を浴びながら畳の上で本を読む1日を過ごす目的でなら500円払ってもいいかなぁ。

 

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こういう明暗差のある額縁構図を生かせない撮影技術弱者です。

 

 

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緑が綺麗。

 

 

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特に何の目的のある建物かはわかりませんが、風情のある建物とよくわからない植物。

 

 

 

圓光寺

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詩仙堂から徒歩数分圏内の圓光寺。こちらはググればそこそこ情報が出てきます。拝観料500円。

 

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一面の緑。癒される。

 

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これだけの緑の中だと悩みもなさそう。

 

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紅葉の季節は間違いなくすごいんだろうなあと思いながら一面の緑で癒されます。

 

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水琴窟の傍にに紫陽花が挿してありました。お洒落。

 

 

 

大原三千院

さて、詩仙堂圓光寺叡山電鉄一乗寺から徒歩で行ったのですが、このあと一旦瑠璃光院を目指し再び叡山電鉄に乗り込み八瀬比叡山口で下車しました。が、瑠璃光院は季節限定の特別拝観期間に訪れないとそもそも入れないということを現地で知ります。行き当たりばったりな旅でとりわけショックな瞬間を味わったわけです。

 

入れないものは入れないし仕方がないのでそのまま大原行のバスに乗り三千院に向かいました。三千院までは大原停留所下車後徒歩約10分で、それまでの参道には漬物屋さんや土産屋さんなどのお店が軒を連ねます。

 

大原は赤紫蘇が有名で、僕も6年前に家族で三千院を訪れたときは親にしば漬けを買ってもらった記憶があります。それだけ赤紫蘇推しだと参道に当然のように紫蘇ソフトが売っているわけですね。

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買いました。ほんのり紫蘇風味です。隣は紫蘇ジュースです。すごい下に紫蘇が残りました。

 

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多重露光を試してみました。案外イルミネーションだけでなくごちゃごちゃした風景にも幻想を与えてくれてた気がします。

 

 

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紫陽花の季節だったので撮りに行ってきました。紫陽花撮るの本当に難しい。

 

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陽の光が差して明暗はっきりしだすと撮りやすいのに、だいたい紫陽花の咲く梅雨時は曇天で画がくっきりしないんですよね。一瞬の晴れ間に撮った写真だからこそこれだけ綺麗に取れてました(上手いとは言ってない)。

 

 

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思いっきりハイキーにして遊ぶしかない。

 

 

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遊ぶといえば長時間露光ですが、曇天で木が鬱蒼と生えている三千院でも日中だとせいぜい1秒程度のssしか稼げず、水辺の長秒露光は難しいですね。右下のほうの流れは綺麗に出たんだけど、橋の下の水はもっと時間が必要だったなあ…

 

 

というわけで新緑の京都を散策してきました。花火前の初夏は撮るもの探すのも撮るのも改めて難しいなと感じました。

本を2冊買いました。

Amazonプライムデーだった丁度その日有名反応を仕込みたくて、でも文献読んでも古くて効率が悪そう(大体過激な条件下で低収率だったりする)に感じられ苦闘していました。とは言え流石に最近の全合成なんかで使われる何十個もの反応の中から目的とする有名反応を調べ出すのは難しいかつ面倒くさい。

 

ということで、よく使われる官能基変換やカップリングの基本レシピをすぐ調べられるように本を買いました。大学内に書店がないのでAmazonに頼る他なかった。前の大学ならあったのに。

 

 

 

若手研究者のための有機合成ラボガイド (KS化学専門書)

若手研究者のための有機合成ラボガイド (KS化学専門書)

 

 

 

これと

  

 

フィーザー/ウィリアムソン有機化学実験

フィーザー/ウィリアムソン有機化学実験

  • 作者: L.F.フィーザー,K.L.ウィリアムソン,Louis F. Fieser,Kenneth L. Williamson,磯部稔,市川善康,鈴木喜隆,中村英士,家永和治,今井邦雄,中塚進一
  • 出版社/メーカー: 丸善
  • 発売日: 2000/03/01
  • メディア: 単行本
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これ。

 

Fieser-Williamsonは中古で送料込み¥2,000割ってました!やったね!\(^o^)/

 

 

 

 

 

研究室ですぐに使える 有機合成の定番レシピ

研究室ですぐに使える 有機合成の定番レシピ

 

 

これ買おうかと思ってましたが後輩が既に持っていたのと、割と薄い本で反応に対しreferenceも僕が探してたものは1報だけだったので辞めました。

 

 

 

パラパラっと読んだ感想ですが、2冊とも合成化学実験でよく使う反応のコツや注意点をまとめてる感じだと思っていたのですが、一目見て性格が違うことを感じました。

 

僕が求めていたのは『若手有機合成科学者のためのラボガイド』の方で、Fieser-Williamsonの方はどちらかと言うと有機合成化学実験をする上での心得や分析手法、解析知識の方がメインで、反応例は少なかったです。ただ、紹介されている反応はどちらも実験を行ううえで十分詳細に操作が書かれているので非常に良かったです。

 

 

特に『若手有機合成科学者のためのラボガイド』有機化学おもしろそー!」って思っている1~3回生あたりが読むと、非常に知的好奇心が満たされ有機合成に前向きに取り組めるようになると思う。僕は本を捲って構成を見た時、正直もっと早く出会いたかったなと思いました。

 

 

 

なお。

 

 

 

例えばPdを用いた鈴木‐宮浦や薗頭などは取り扱われていません。まあこの辺はまだ歴史が浅いためか普通に文献引く方がいいのかもしれませんね。あとPdをはじめとする遷移金属の後処理めんどくさくてグリーンケミストリーじゃない。まあ前書きでどっちかの本がグリーンケミストリーガン無視宣言しときながら、6価Crを使うJone's reactionやPCC酸化、PDC酸化を取り扱ってなかった点は面白かったです笑

 

ということで、学生向け専門書を2冊買いましたが目的の反応の基本レシピは載っておらず、「さあどうしよう…!?」ってなっている僕でした!

 

 

 

■2018/02/05追記

若手研究者のための有機合成ラボガイドの方には遷移金属触媒を用いたC-Cカップリングのほかにも転移反応など、よくよく見るとメジャーな反応は一通り網羅されてました。ただ、有機合成定番レシピには載っているもののラボガイドの方には載ってない反応もいくつかありました…。

6年の歳月を超えて、18才の努力は25才の心を支え合っている。

浪人生活の苦楽を「面識なく」共にしてきた友人と言ってもいい人達が数人いる。「面識なく」というのはブログ上でやりとりしていたことを意味しており、予備校の講習や受験などで顔を合わしたことは一度もなかった。ただひたすら勉強するだけの生活の中で互いに励まし合ったり、模試の成績をせーの!で写メで見せ合ったり、質は予備校の授業と教材で相当のものが保証されているという前提のもと、勉強時間を競い合ったりした仲だった。そして僕はいつも勉強時間がドベだった。

 

数人の中で1人だけ第一志望の大学学部学科に合格したものの、他はみんな何かしらの妥協と悔しさを抱え大学生になった。そして浪人生活で得た何かを糧にしたかしてないか知らないが、各々の大学生活を始めるうちにあっという間に疎遠になった。

 

 

僕はと言えば、受験失敗から軽い鬱病状態になり一時期大学にまともに行かず留年した。典型的なクズである。そして留年したにも関わらず営業職や事務職は嫌だと院に進学した。親泣かせもいいところの清々しいクズである。計7年にも及ぶモラトリアムの現在6年半になろうというところである。

 

そんな今、たまたま当時の頭空っぽな努力生活を振り返りたくなって自分のかつてのブログを覗いたら、友達のブログのリンクを丁寧に貼っていたこともあり偶然にも1人と連絡がついた。勉強時間レースで毎日13時間以上していて、いつもトップを走り続けていた人だった。「ガッツ、謙虚、笑顔」がモットーの努力家だった人だ。

そしてそんな優秀な努力家がまさか僕と同じ学年で学生をやっていた。

 

 

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互いに就活も済んでいることもあり、6年越しのオフ会と相成った。

 

社会人になってからの姿とか結婚とか将来の生活に対する野心も少し話したが、互いの就職先がどうとか、プライベート含めて学生生活どうだったとか、大人になるにつれてがむしゃらさに欠ける自分が悔しいとか、浪人生活の時の充足感が恋しいとか、そんな後ろめたさを感じる話をずっとたくさんした。互いに今の生活に満足しておらず、満足していた当時の人から当時感じた刺激が欲しくて、何かを思い出したくて、カフェで、海沿いで、食事処でそこそこ色々と喋った。ひたすら喋った訳では無いのは初対面で人見知りな所為だと思っている。

 

向こうが今回何を感じたかは分からないが、僕は彼女の現在の生活から直接刺激を受けることは残念ながらなかった。ただやはり当時の互いの生活と今の自分を三重に重ね合わせることは刺激になった。

 

 

 

「若いうちの苦労は買ってでもせよ」という諺があるが、その諺の真意は勿論経験値的な意味合いが大きいだろうが、僕は年を経た時に昔の自分を回顧することで精神を引き締められることが最も重要ではないかと考えている。今、過去を思い出しながら奮い立たせ行う苦労は、社会人になってからの糧になってくれるのであろうと信じている。そして僕は当時敵わない好敵手として刺激を受けた友達に、漠然とした将来をもがき不安を払拭できる活力を与えられる存在に成りたいと思い、まだまだ頑張れるし頑張っていきたいと感じた。

就職活動を終えて〜解禁前の準備から振り返ってみた〜

理系技術職志望の学生の就活の記録です。

 

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解禁後は一応月毎にまとめてエントリにしてますが、今回はインターンやスーツ購入の解禁前から内々定を得て就活終了までの一連の流れをまとめました。

 

 

2016年6月

まず研究室に配属されて1ヶ月も経過してない頃です。なんなら研究室の先輩らもまだ内々定を貰っていない状況でインターン向けの就活サイト(リクナビマイナビ)に登録しました。登録は大学支給のアドレスで行いました。企業に開示した覚えがなくてもここからアドレスが渡って先方から連絡が来たりするので、オフィシャルに使えるものにしましょう。

 

またサイトに登録したとはいえ、実際にはとりあえず気になる大手企業をリストに入れただけ。インターン受付があればめんどくさいES等がなければ参加してみる、くらいの姿勢でした。

今はこの時面倒でも自己PRや研究概要、学生時代に学んだことあたりを整理しとけば良かったと後悔してます。結局3月にやらなきゃいけないし、その時期って理系は学会と被るし。企業がそれらを通して何を見たいのかが初めのうちはよく分からないまま書いてしまう(僕は最後までよく分からなかった←)ので、解禁後の書類落ちを少しでも予防したければウケの良いESをこの時期にある程度完成させておくべきでしょう。

 

 

 

2016年9月

1日インターンに参加しました。学歴フィルター以外の選考がなかったから非常に無意味に等しいインターンでした。中堅以上の中長期だと3月頭くらいには内々定が出るみたいです。また、3月の1日インターンではその企業は推薦でしか事実上採用しないということを聞けたので、自分の足で情報を取りに行く意味では参加する価値はあると言えます。

 

また、このインターンに合わせてスーツを買いに行きました。あんまり正確には覚えてないですが、2パンツスーツ30,000円、鞄9,000円、白シャツ2着8,000円くらいだったかな。50,000円近く飛んでった気がします。

この時点で就活用スーツ1着と白シャツ2着、ネクタイ1本、革靴1足、鞄1つという布陣です。

 

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その企業には開催直前に私服で来いって言われました(ボクノゴマンヲカエセ)。私服(オフィスカジュアル)です。決してTシャツジーパンサンダルで参加しないように。

 

 

 

2017年1月

またしても1日インターンに参加。この企業の場合、インターン参加者には早期選考の案内が来ます。このメリットは書類選考落ちがなかったこと。1日インターンでもこのようなメリットはあるので参加は全くの無意味とは言えません。ただし、インターン希望で企業に情報開示しただけのとこも早期選考案内はあったので実際のところはねぇ…。

 

 

 

2017年2月

親にコートと白シャツとネクタイと革靴買ってもらえました\(^o^)/

個人的なことですが親に何かを買ってもらえたの、一人暮らしを始める際の家具家電等を除けば確か高校生ぶりです(!?)

就活解禁を前にコート1着、スーツ1着、白シャツ3着、ネクタイ2本、革靴2足、鞄1個と万全な布陣になりました。週3で就活するには十分です。強いていえばスーツもう1着あっても良かったかもしれませんが、普通に1着で乗り切れました。

 

 

 

2017年3月

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いよいよ説明会解禁です。1日インターンでも主に説明会がメインでしたが、説明会そのものはどこも3月1日まで行われませんでした。むしろ3月1日にリクナビマイナビがオープンすると同時に全企業が一斉に説明会予約開始するのかと思いきやそうでもなく、むしろ3月1日に説明会入れることなかったような…。

あと、僕は化学系企業への就職を希望していたこともあり、日本化学会関東支部主催の化学系学生のための合同企業説明会に参加しました。人生初東京です!

 

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ぶっちゃけ大学でも会期被りで合説やってたんですけど、そっち参加した方が得だったなと思ってます。企業が大学の日程に合わせて合説や個別説明会を開いてくれるということは、それだけそこの学生を雇いたいと考えている証拠です。それを見抜けず東京旅行してた僕はほんとアホや…。

 

また、大学宛の求人情報(学校推薦)も一斉に開示されました。第二志望群の企業から求人が来ており推薦応募することも検討しましたが、第一志望の企業が推薦応募以外受け付けない姿勢だったこともあり推薦応募は保留にしました。なお第一志望には無事落ちた模様。

 

 結局3月も末にならないと面接が始まらず、初め1ヶ月間はひたすら企業の個別説明会に参加する日々でした。なんなら学会の発表前日に呑気に説明会2件も入れてました(白目)

ちなみに、説明会に参加しないと選考ルートにすら乗せてもらえない企業は結構あります。面倒でも行きましょう。研究開発職志望なら尚更枠の埋まりは早いので、3月中から応募していきましょう。

 

 

2017年4月

 

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3月が説明会ラッシュなら4月は面接ラッシュでした。そしてぼこぼこに落とされぼこぼこに凹まされるメンタル…。この時期が一番辛かったです。

 

4月の面接はそれはそれは大事で、ここでトントンと二次、最終へ駒を進められないとゴールデンウィーク開けてからの就活の予定がほぼ皆無になってしまい、最終結果が悲惨なものになりかねません。僕は運良くそこそこの企業を一本釣りしました(された?)が、そんな幸運当たり前のように落ちていると思えませんので、頑張ってアピールしてください。

また、4月の面接は企業側もまだまだ採用締め切りまで余裕があり、人事の方も突飛な学生でないとなかなか採用しない印象がありました。すなわち、面接で学生側が本領を発揮して受かったかもしれないという手応えを感じてもお祈りメールが届くということです。横並びでずば抜けてないと次回選考の案内が来ないので頑張ってください。

 

ところで、第一志望だった企業は4月中に祈られて推薦のカードが復活したのですが、第二志望群の某企業を推薦応募するか迷いました。結局最終面接前後に推薦書の提出を求められるところが多いため、逆にそれを交渉カードとして使えるなら使おうと思い取っておいたら、同業界でそこより若干ランクが低い企業に推薦書を提出することになりました。

 

 

 

2017年5月

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ゴールデンウィークが明けてからの予定がすっからかんに近かったので、4月中に入れられる説明会は詰め込みにかかりましょう。

 

5月も下旬になると徐々に採用側の焦りと学生側の達観により、これまでの立場関係が逆転したように思えました。企業は6月1日の選考解禁までに優秀な人材を確保しておきたいと思い、学生は6月1日が本来の選考解禁日なんじゃとお祈りメールに折られる心がなくなったかのような太い精神力を身に付けます。僕は完全にそれでした。

加えて、4月5月で散々面接を繰り返してきたので、自己PRや研究概要などは噛まず話せるようになっており、いざ面接前日に行うことといえばみんしゅうで質問事項を確認したり、志望動機を暗記し深化させたりといったことばかりでした。

 

 

結局僕は人物重視の面接を行ってくれた某東証一部上場メーカーからとんとん拍子で内々定までこぎ着けられたので、無事就活を終了したといった具合です。

 

 

 

総括として、

1)インターンは行きたい企業は1日開催でも参加し、滑り止めにしたい企業で中長期行っている所は積極的に参加する。

2)大学の合説を大切にしよう。切れるカードは思い切って切った方が吉。

3)興味ない企業もとりあえず面接まで受けましょう。場数大事。

4)お金は計画的に。

 

 

長文になりましたが、ここまで読んでいただいて有難うございました。今後の就活生の一助になれば幸いです。

こんなものを買ってみた。

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部屋に帰ったら甘い香りが漂っててしっかり効果が発現してました。いい匂いなのに自分の部屋の匂いと違って一瞬変な気分になりました笑

 

物質名一切載ってなかったけどエステル系の芳香な気がします。常温で放置しててもそうそう揮発しないので、スティックで吸わせて蒸散面積を稼いで香りを程よくばらまけるようにしてるんですね。

 

 

それにしても組成気になるなー。

日本酒ポルノNo.4~飯沼銘醸姿純米吟醸生酒~

以前研究室での飲み会である先生が持ってきてくれはった日本酒です。すごくフルーティでいい意味でキレがあまりなく非常に飲みやすかったので、特徴的な瓶の形と銘柄で頭に容易く焼き付けていたのですが、なかなか酒屋で見つけられず悶々としていたところ、たまたま入ったJR奈良駅周辺の酒屋で発見!即お布施してきました笑

 

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 色:透明

 

香り:★★★★☆

 

味:★★★★☆

 

冷蔵庫から取り出し陶器のおちょこに少し注ぐ。ガラス製おちょこ欲しいです

鼻を近づければ香る吟醸香、美味しい日本酒だと分かっていても期待が膨らみます。

口に含むと、すっ、きりっ、すぅーーって感じ(多分伝わらない)。日本酒特有の辛口なアルコールはありつつも、そうキツくはないからすいすいいけちゃいます。雑味の少なさも飲みやすさに影響を与えてる気がします。特別純米酒清酒の類とは一線を画すスッキリした味わいです。口内で転がして温めると辛さが増す印象。

後味は爽やかフルーティー。美味しい日本酒でした。

コスパ最強の白ビール、OeTTINGER Weissbier(エッティンガー・ヴァイス)さんにはいつもお世話になっております。

いつもは日本酒ばかり語る僕ですが、たまにはビールも語らせてください。ビールふぇす行くくらいにはビールも好きなんですから。

 

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エッティンガー・ヴァイスです。日本で簡単に手に入るビールの多くはピルスナータイプだったと思いますが、実際はビールにも相当な種類があって僕は俗に言う白ビールの類が好きです。つまり主にはヴァイツェンもしくはベルジャンホワイトになります。

 

ちょっと品ぞろえの良いスーパーなんかに行けば手に入る「水曜日のねこ」だとか「銀河高原」なんかがそれになりますね。あとは最寄りのお世話になっているカフェバーだと箕面ビールの「VEITZEN」が置いてあります。

 

水曜日のネコ 350ml×24本

水曜日のネコ 350ml×24本

 

みんな絶対ローソンで見たことあると思うんだ。

 

名前がかっこよすぎる。銀河高原ってすごい星綺麗に見えそう(小並感)

「好きなビール一本奢るよ」なんてスーパーで言われたら絶対これ入れるくらい好き。

 

 

箕面ビール ヴァイツェン

箕面ビール ヴァイツェン

 

いつもハートランドとこれの2本飲んでます。ちょっとええとこのビールだけど、銀河高原置かれたらそっちに乗り換えるつもりでいます←

 

 

クラフトビアライブでもヴァイツェンは2種類ほど飲みました。

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RE:ヴァイツェンは僕の全く知らないヴァイツェンだった。

 

 

さて、ではエッティンガー・ヴァイスを紹介する前にまず白ビールについて少しお話ししようと思います。この手のビールはそこらへんで買える「あーさーひぃ、すぅーぱぁーどぅるぁぁぁぁい」や「●んれい、生」とかとは違い、基本的には苦みがありません(全く苦くないとは言ってない)。勿論ホップも入っているので多少苦みは感じなくはないのですが、皆さんがご存知のビールよりかはずっと苦くない。むしろ独特に甘い。僕はこのへんのピルスナーとかの一般的なレベルのホップの苦みに関しては全然平気なのですが、これが苦手でビールが嫌いという子供舌な人の意見もわからなくはないです。

IPAはさすがに苦いしスタウトは麦が甘ったるすぎて僕は逆に駄目です。

 

ヴァイツェンベルジャンホワイト酵母が入っており、これが甘さを引き出しているのではないかと考えています。同じ甘いビールでも白ビールスタウトの甘さはくどさの違いです。白ビールは多少酵母が口に残りながらも甘さは喉元過ぎればなんちゃらって感じで後は引きませんが、スタウトはもう甘ったるくっていつまでも頬に残る甘さ。

 

アサヒスタウトアサヒビール吹田工場でしか手に入らない(らしい)ビールですが、お土産に買って飲んでみたら間違って砂糖醤油を買ってきたんじゃないかってくらいの甘さ。

 

アサヒ・スタウト334ml

アサヒ・スタウト334ml

 

Amazonで買えるみたいなので興味のある方は是非。確かビール史上で結構な権力者が唯一日本ビールですげえって言ったらしいビールです。

 

最近はご当地ビールだクラフトビールだで様々な種類のビールをいろんな場所で飲めるようになりましたが、そうやって色んなビールを飲んだ結果、僕は甘めの白ビールに落ち着いたということが言いたかったのです。

 

 

さて、ではようやくOeTTINGER Weissbier(エッティンガー・ヴァイス)について語ろうと思います。

 

 

安い。

 

 

この一言に尽きます。のどごし生とか金麦とか最近税制改革で値上げしましたが、あれは正確にはビールではなく発泡酒でリキュールに分類されるようです。確かに僕を含めビール好きからはコクがないとよく評されるもので、どうしてもスープヌードルみたいな手抜き感というか安っぽさが隠せないでいます。

 

パッケージの下のほうをよく見るとリキュールと書かれています。

 

 

ちゃんとしたビールは実際いくらぐらいで売られているかというと、コンビニだと大体350 ml缶で200円強のものになります。スーパーでも大体180円は超えてきてると思います。

 

さて、エッティンガー・ヴァイスはというと、僕がいつも買うお店だと1本あたり大体150円強。味は普通に白ビール。他の白ビールはというと260円から400円くらいします。それを考えるとコスパ最強な白ビールですね。

item.rakuten.co.jp

 

楽天だと24本3,900円ですので、1本あたり163円になりますね。コンビニだと麒麟淡麗生とほぼ同額ですね。

 

 

ちなみにOeTTINGERは他にも種類があります。

 

mugidensetsu.com

mugidensetsu.com

www.hipahipa.net

 

調べてみると僕がいつもお世話になっている輸入酒、食料品店のやまやというお店でしか取り扱っていないようです。関西だと難波のOCATにありますが、どうも東北に多く出店されているみたいです。やまやというとコーヒーの粉でもいつもお世話になってます。つまり家でドリップコーヒーを飲むときのコーヒーを買うついでにエッティンガー・ヴァイスを買っているというわけです笑

 

 

ということで難波でエッティンガーを買いに行ってきたついでに飲みながら書いた提灯記事(報酬なし)でした。気になった方はお買い求めください笑

 

 

今週のお題「家飲み」