修士課程のメモ帳

研究職と開発職の隙間に落っこちた新卒のお話

難波に行ってきたけど寂しい現実と向き合わされた話。

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所用で難波に行ってきた。今までずっと近畿圏の西側、異国情緒薫る街に住んでいたので県外に出るとしたら大体梅田か京都、奈良。ミナミの方に足を伸ばしたことがなかったので用事が済んだあとは首からカメラを下げて、街を練り歩いてみた。

 

 

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その前に、この日の起床がAM11時。用事が済んだのは14時前くらい。その間に口にしたものと言えば自宅で食べた食パン1枚くらい。さすがにお腹が空いてきていたので適当なラーメン屋に入り、美味しそうなラーメンを頼んだ。

 

ちなみに難波を歩いてて思ったのが、「金○ラーメン」の多さ。かなり香ばしい匂いを街に放つ立ち食いラーメン屋に入るか迷ったけど、匂いがキツ過ぎて口に合わなかったことを考えると店に入ることができなかった。

この店の僕の頼んだラーメンは少なくとも豚骨の割にはあっさり目で食べやすかった。ただスープが少し層分離してたのがなー。ちゃんとスープを混ぜたら程よくこってりめになって美味しくなった。味玉は味があまりしなかった。

 

 

そして難波を歩く。

 

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賑やかな街である。雰囲気は縁日。年中こんな御祭り騒ぎなのだろうか。

 

飛び交う言語も看板も日本語だけではなかった。大阪の中でも一番大阪らしい街だ。だけどここまでとは正直思ってなかった。もう少し静かで品のある方が僕の性分にはあっていることを再確認したり。

 

 

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こんな見た目からうるさそうな街は初めて。そういえば右手のビリケンさん(?)えべっさん(?)、これ撮るの忘れてたなー。

 

 

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この日はご覧の人混み。まともにカメラを構えている余裕などなかった。これも実はファインダーを覗くどころかバリアングルで様子を見ることすら出来ずに撮った。この日撮った写真の中で一番大阪難波の感じらしい一枚が撮れたと思う。

 

 

 

この後人酔いしやすい僕はビックカメラに行って、特に買い物もせず写真も撮らず難波を後にした。

 

 

家に帰る途中、この日の収穫を確認した時に身持ちが変わってからなかなか写真を撮れていないことに改めて気づかされた。

男が一人だけで、カメラを首から下げて写真を撮る。そういう雰囲気のある場所でなら恥ずかしくないだろうし僕も遠慮せず枚数撮れるのだけど、実はこの日撮ったのは先に挙げた6枚と食い倒れ人形だけ。わずか7枚であった。恥ずかしさと他者からどう見られているのかが怖くて全然写真を撮ることができなかったのである。なんともふがいない。

 

これまでみたいにたくさん写真を撮れるよう、早く彼女を作ろうと勇気を出していこうと思った。