先日の宇陀ツーリングで仕入れた酒を今週末の帰省で持ち帰って家族で飲んだので、簡単に記録を残しておく。
ちなみに僕が好きなタイプの日本酒は香りが豊かでコクのあるタイプ。米の香りがしっかりしているものが好きで、口に含むと爆発的に広がるのが好き。辛口すっきりのものは残念ながら良い酒と悪い酒の違いが判らないので苦手とは言わないけど、個性を感じられず好みではない。あと『上善水如』のような口当たりが軽やかすぎるのも、その酒が酒たる意味を見いだせない(日本酒慣れしていない人にとって飲みやすい日本酒として作っているのは理解している)ので、必然的に評価が低めになってしまう。
逆に好みの日本酒だと必然的に評価が高めになるのでそこは個々人で評価項目を吟味して判断してください。
さて、『初霞 純米吟醸無濾過生原酒』ですが、
色:淡黄色。
匂い:★★★☆☆
香りは豊かとは言えないが、鼻を近づければ日本酒特有の独特な香りが期待をあおってきた。アルコールのツンとした匂いは鼻につかなかった。
味:★★★☆☆
やや辛口。匂いとは裏腹にすっきりとした飲み口。食中酒として売り出している蔵元の意図がはっきりとしており、好きな人は好きだと思う。コクは期待しない方が良い。にごりのような酸味はなく、総じて言うと飲みやすいやや辛口の日本酒という感じ。刺身と一緒に食べたらすっと入ってきた。
個人的には食中にビールから日本酒に切り替える1本目に持ってきたい。あとはコクのある酒の後の口直し的なタイミングで飲みたいかな。