修士課程のメモ帳

理系職に就くための免状を取るライフログ

レフレックスシステムは無くならない。

奈良で年上女子にカメラを教えてる時に気づかされた。

 

 

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一眼レフにはあって、ミラーレスやコンデジにないもの。それは他人の言葉を借りれば大きさから来る威厳でありロマンであり、手っ取り早く問い詰めればレフレックスシステムである。この一眼レフカメラ本体に堂々と鎮座するミラーやプリズムからなるシステムは動体撮影を得意とする。すなわち、ミラーレスやコンデジのようにセンサーに入った光を信号としてから液晶に再現するわけでなく、レンズから入ってきた光を実像として直接目に届けるためタイムラグフリーな撮影が可能になる。最近はミラーレスやコンデジにもタイムラグが0.1秒を下回るような優れた動体追従性能を有したカメラも登場してきている。

 

 

FUJIFILM ミラーレス一眼 X-T2 ボディ X-T2-B
 

 

これに至ってはタイムラグ0.005秒である。5 msというほぼ0に等しい値をたたき出している。いいカメラじゃないか。もっとFUJIFILMは売れていいと思う。僕はX-E2にチルと液晶を搭載して、1600万画素を維持したX-E3の登場を待ち遠しく思っている。

 

 

 

 

話が逸れた。FUJIFILMのミラーレスに限らず、SONYのα7シリーズだって大きさは十分あり、威光を放っているように感じている、というか奈良公園で鹿や公園を撮りながら横目で感じた。それでもCannonやNikonPentaxの一眼レフはミラーレスに淘汰されることはないと、年上女子の一言で気づかされた。

 

「このカッシャンって感じ、ほーーんまにちょっとだけ羨ましいな笑」

 

この一言である。この一言でレフレックスが軽さや小ささを正義とし、持ち運びが便利で画質も一眼レフと差が見られないミラーレスカメラに淘汰されようがないことが分かった。レフレックスシステム故のミラーショックが写真を撮っているという充実感を撮影者に与えていることを、今の今まで気づけなかった。

ミラーレスカメラがスマートフォンの延長線上だという印象から改めて一眼レフを買った人の話を思い出したが、いくら画質がよかろうと、小さくて持ち運びが億劫にならなかろうが、写真を撮っているという充実感は一眼レフのほうがはるかに上で、これはミラーレスやコンデジでどんな縛りプレイをしようとも得られない充実感なのである。

 

例えばフイルムカメラはデジタルと違い、撮り直しが効かず撮れる枚数が限られている、だから被写体に真剣になって長い時間をかけて1枚の写真を作り上げるからフイルムは楽しいんだといっても、暴論だがデジタルカメラでその日一日で押せるシャッターの回数の制限を自分に設けてしまえば同じ話になる。やるかやらないかは別な問題とさせてもらうし、ちなみに僕はそんなドMプレイは趣味じゃない。

他にもフイルムの良さはあるだろうし、フイルムにしかない良さもきっとあるはずなのだが、カメラを始めてからフイルムカメラに接したことがないので、フイルムカメラの良さはまた別の機会に優しく教えてほしい。別にフイルムカメラを落としたいわけではないことをここに記しておく。

 

言いたいことは、たとえ便利な世の中になろうと無駄な機能は淘汰されることもあるし、道楽として生きながらえることもある。その一つがカメラにおけるレフレックスシステムであり、撮った実感を撮影者の身体に心に響かせるものなのだということを悟ったというお話であった。