修士課程のメモ帳

研究職と開発職の隙間に落っこちた新卒のお話

ブログのすゝめ~就活に向けて文章力を身に付ける~

ブログを書くのはいいゾ~。

 

 

いきなり何をおっしゃい!?と思われたかもしれませんが、ブログはいいゾ~!

高校生の時からブログサービスに登録しては消しを繰り返しながら、足掛けもう10年近くブログを書いてきた僕が思うブログの利点は主に二点!

 

 

一つは思い出が文章と写真となり残る!

もう一つは文章力が身に付く!

 

 

一つ目はいかにもな理由なので詳細は割愛させていただきます。

もう一つの理由である文章力が身に付くという利点。これが意味するところはずばり、適切な助詞助動詞の選択ができるようになること、そして文章の構成を意識するようになること。この二点になります。

 

 

現在僕は就活を控えている大学院生なのですが、エントリーシート(ES)を書いてみると、望まずして様々なテーマについて原稿用紙1枚分くらいの文章量を書かされることがあります。僕が現在通っている大学にしてもそうですし、貴方が通われている大学でもあると思うのですが、就活セミナーの時によく言われるのが「最低限の社会人としての言葉のマナーを守れたなら、あとは企業との相性の問題」ということです。ここでいう「最低限の社会人としての言葉のマナー」が非常に難しそうで、例えば敬語一つ使い間違えないくらいの難しさを憶えてしまうところです。僕もそうでした。

しかし実際には、「助詞」「助動詞」を文中に適切に配置して「文章を読みやすく整える」ことが必要なようです。つまり、おかしなタイミングで「」「」「」などの助詞助動詞を用いることで読み手である人事の頭を一瞬煩わせてしまうことになり、結果としてESが落ちることに繋がっていくようです。僕自身が人事ではないのでよくわかりませんが。

 

そこでブログを適度に、可能であれば毎日書くことでこの訓練を行うことができます。そしてそれを後日読む。そうすると自分で書いた日本語なのに明らかに意味が通じにくい文章がいくつか現れるはずです。これをより理解しやすい日本語に書き直していくことで文章力が身に付いていくのですが、大抵わかりにくい日本語になってしまった理由というのは助詞助動詞を誤って用いていることが多いです。この読む→疑問に感じる→書き直すの過程を経て自然と適切な日本語を紡ぐことができるようになります。

 

 

 

そしてもう一つの文章の構成を意識するという点について。

これは実際に就活セミナーやインターン等が始まってから意識すればよいのですが、就活の世界(ひょっとすると社会全体での話かもしれません)においてはアンサーファースト(answer first)という言葉をよく耳にします。文字通り、質問に対しまず答え(結論)から述べよというスタンスですね。まず結論をはじめに言わないと、長い話の最後に言いたいことが出てくることになり、しかも結局それまでの話から何を言いたいのかが分かりにくくなるといったデメリットが生じます。そこでこのアンサーファーストのスタンスを軸に文章を構成していくとESや面接での通過率がぐっと向上するらしいです。僕も現在習得のために実践しているところです。面接でバシッと決めてやりたい←

 

 

 

長々と書きましたが、就活に向けてブログを書くことで、

 

読みやすい文章を書くことが出来るようになる

読み手(聞き手)に理解させる文章を書けるようになる

 

この2点を身に付けられるようになるので、現在高校生や大学1,2回生の方にブログをお勧めします。