修士課程のメモ帳

研究職と開発職の隙間に落っこちた新卒のお話

不毛な2年間で育ったのは漠然とした不安だけだった。

大学院で知り合った、日本を代表するような企業に入社する予定の友達が幼馴染と付き合い始めて結婚迫られてたり、また別の友達が修士最優秀学生賞受賞確定したり。

 

一浪一留で2年遠回りした自分はこの2年で何残したんかなあって気持ちになりました。

結婚を見越して付き合ってる彼女がいるでもない、研究で優れた功績を残したわけでもない。化学の歴史と知識の深さを目の当たりにして逃げて、研究という活動の自分なりの哲学を築き上げたわけでもない。就職する企業に借りられる胸があるわけでもない。

 

 

みんな凄いなあ、おれこのままでいいんかなあという漠然な不安を抱えつつも、それを相方に悟られないよう虚栄に張って、後付けで中身を充足させて生きていくしかないのです。

 

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頑張りましょう、今日から明日も明後日も!