修士課程のメモ帳

研究職と開発職の隙間に落っこちた新卒のお話

逆境を生き抜く「打たれ強さ」の秘密‐タフな心をつくるメンタル・トレーニング‐読了。

 脱ゆとり活動として、こんな本を買った。

 

 

 

叱られると凄い勢いで縮むしプレッシャーにも弱いミジンコの心臓をどうにかしたかったし、Amazonの評価もそこそこ高かったから何か良い心がけのきっかけが書いてあったりするんじゃないかと淡い期待をして読み始めた。

 

結論から書くと、この本の中で大事にされていること(筆者の言いたいこと)は既に僕の人生の中で経験したものだった。ただ、その事実は僕の中では悪いことではなくて、忘れていた良かった時のことをより具体的に思い出すきっかけになったから、むしろ良いことだった。

 

 

具体的に書くと営利妨害になりかねないので、読んだ人(主に僕)が特に納得できるように書いてみると、「なりたい自分をより具体的にイメージすること。それが眼前に立ちはだかる嫌なストレスを跳ね除ける良いストレスになる」ということだった。

 

極度の緊張と立ち向かわなければいけない大舞台での心得や、仕事、対人関係、更には上手くいかないことだらけで路頭に迷っている自分自身が、その逆境から抜け出すための第一歩の心構えが書かれている。様々なシチュエーションが想定され、それに合わせて心構えを説かれていて、時たま首を傾げたくなる話もあったけど、読後だとそれはそれで著者の狙いだったりするのかなーなんて思えたり。書き方も非常に易しく、小学校高学年の子でも頑張ったら読めるくらい。というか悩んでる人に向けて難しい文章を与えるのはアホすぎるかw

 

 

僕自身にとって目新しい話はなかったですが、読んで良かったとは思えました。