修士課程のメモ帳

研究職と開発職の隙間に落っこちた新卒のお話

大学生活の終わりと大学院生活の始まり。

4月1日に彼女にフラれた。エイプリルフールだと思いたかった。

いい歳になってようやくできた初めての彼女。約9ヶ月間の日々はすれ違いとお酒の間違いのせいで灰になった。

 

最初の記事から女々しくて申し訳ないが、元カノと付き合ってから出不精な僕は色々な場所に連れて行ってもらい、たくさんの綺麗な写真を撮った。僕のパソコンの20GBくらい占有していると思う。消したくても思い出として消せない。たぶんこれからも消せない。

 

例えばフラれる数日前、僕の卒業旅行ということで宮古島に行った。『綺麗な海』という謳い文句を馬鹿にしてた僕が馬鹿にされるような美しさだった。

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昨秋は色づきは悪かったけど紅葉を見に行った。

 

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イルミネーションもたくさん見た。冬は寒いけどイベントは尽きない。

 

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年末年始の長期休暇にはケーキをいくつ食べただろう。

 

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たくさんの綺麗なもの、美味しいものを教えてくれた彼女は、僕に愛想を尽かし出て行った。そして感傷に浸る間もなく、翌日には新生活が控えていた。

 

 

 

大学院進学のため引っ越す

4月2日。僕はこの春から他大学院に進学する(俗にいう学歴ロンダ)ため、同じ地方ではあるが実家を出て一人暮らしを始めることになっていた。正直、傷ついた心には辛かったし嫌だった。しかし、親の手伝いのおかげで引っ越し作業は順調に進み、ついに僕は初めて一人きりの夜を迎えた。これまで一人旅を何度かしたことはあったが、あれだけ寂しい夜は初めてだった。

 

そしてその二日後から大学院が実質スタートした。それから2週間強経ち、友達はできてきたが相変わらず寂しくブログを始めることにした。

 

 

 

何故一度ブログを閉鎖したのか。そしてこれからのブログの方向性。

実を言うと、彼女と付き合っていた時期にはてなブログを使っていた。思い出の写真たちはすべてエントリにしていた。しかしちょうど別れ話が出始めたころ、そのきっかけであったTwitterに貼っていたリンクを辿り彼女に読まれていたようで、それを恥ずかしく思い、たちまちブログを削除した。正直惜しいことをしたと思う。ただ、悔やんでも仕方がないし、切り替えて新しく綴り直そうと思った次第である。

 

いつ次の恋が始まるかわからないし、そもそも「恋は三次方程式の解」の理論に則れば僕の恋はもう虚数解しか残ってないかもしれない。

しかし、恋ができなくても最後の学生生活の思い出は残しておきたい。バイクにカメラに旅行にダイビングも行けたら行きたいし、学会発表も就活も一人暮らしでの苦難も楽しさも、ありとあらゆる人生のイベントを言葉で残して、「あぁ、そんなこともあったなぁ」と振り返れるようにしておきたい。そんな次第である。