修士課程のメモ帳

研究職と開発職の隙間に落っこちた新卒のお話

日本酒ポルノNo.2~千代緑 R-5 純米吟醸~

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秋田の奥田酒造さんによる一本。

仕様酵母が「こまち酵母R-5」だそうで、そこから商品名が「R-5」になっている。この手の試験酵母シリーズが他に二本あったが、「フルーティな香りと優しい口当たり」の謳い文句にこれを買ってしまった。

 

 

前回同様、香り、コクを重視する僕による評価です。淡麗辛口派が好きな方は評価の低い日本酒のほうが合うかもしれません。

 

では『千代緑 R-5 純米吟醸』ですが、

 

 

色:透明

 

 

香り:★★★★☆

近づけば吟醸香が豊かに香ります。一口目をいただく前、この匂いに期待を抱く瞬間も日本酒の楽しみ方の一つだと思います。結構期待したくなる、メロンっぽい香りでした。

 

 

味:★★★☆☆

先ほど堪能した吟醸香が口内で爆発するかといえばそこまでで、拡散はするんだけど、口の中で広がって1秒くらいしてからキレが効いてきます。甘いだけのお酒ではなく、ちゃんと日本酒としての主張もしてきます。甘口と辛口の中間くらい。もう少し甘くても良かったかなとも思います。

 

 

 

吟醸香とはなにか、自分が辛口が好きか甘口が好きか、それを判断するための初心者向け標準サンプルとして良い位置にいる一本だと思いました。