修士課程のメモ帳

研究職と開発職の隙間に落っこちた新卒のお話

宮城山形福島を駆け廻るツーリングルートの決定盤!?を走ってみた。

タイトル仰々しいけど、ド定番王道を詰め合わせただけのルートだからな。勿論実際に走ってみた(1日で全て走れたとは言ってない)。

 

さて早速ですがルートです。

 

 

ざっくりとした道順は、福島大笹生ICからフルーツライン、スカイライン、レークライン、スカイバレー、ちょっと移動してからエコーライン、走りきる頃に白石ICといった具合です。

 

では実際に走ってみたスケジュールはどうなるか、もう少し具体的に見ていきましょう。

今回は(というか実際いつもだけど)東北自動車道白石ICから福島JCTを介して東北中央自動車道の福島大笹生(ふくしまおおざそう)ICを10時前頃降りて、すぐの交差点から福島県道5号上名飯坂伊達線(フルーツライン)を走り始めました。白石ICには9時前くらいに乗ったと思うんですけど、途中国見SAでのんびりしてたりしたので、とりあえず10時くらいに福島大笹生IC出られれば良いかなと言った具合です。フルーツラインは特別楽しくも面白くも気持ちよくもないです。ただ名称が付いてて次に走るスカイラインへの接続が良いから選んだ。

 

フルーツラインから福島県道70号福島吾妻裏磐梯線に乗り換え、磐梯吾妻スカイラインにて絶景とワインディングを楽しみます。

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「火山性ガス発生  停車禁止」の文字が煽ってくる。実際この辺はだいぶ硫黄臭かったし、走ってる途中で酸欠になって戻したりしないか不安にもなった。車ならエアコンを車内循環にすれば良いだけの話なんだけどね。

 

ちなみにこの記事を書いてる時点(2018年9月13日)では台風の影響で不動沢ー浄土平間が通行止めになっています。写真の場所まで行けるか怪しい。実際これ撮ったの6月末だったし。ちなみに開通予定は2018年9月22日頃らしいです。

www.f-kankou.jp

 

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山の天気は変わりやすく、この日は山頂付近を越えてから雨雲の中をひたすら走るだけとなった。わざわざ景観の前に用意された看板も無に帰している。

 

今回(9月)はスカイライン通行止めにつき、国道115号で土湯温泉方面に先回りした。

 

まあそんな感じでスカイラインを走り終えると土湯温泉の周辺で国道115号線と合流する。そこから西に走らせると看板にレークラインへの案内が書かれているので、表示の通り再び福島県道70号磐梯吾妻レークラインを走っていく。

今回無駄に猪苗代湖に足を伸ばした挙句、迷子になるという暴挙に出たため、レークラインは14時過ぎに走っていた模様。スカイラインを10時半頃に突入したとしてもレークラインには12時くらいには入れてるんじゃないかな。

 

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猪苗代湖は行かなくて良いかな。スカイラインやその周辺から少し遠いのと、東側は整備されているものの、西側は湖岸道路なるものがなく、山中の変哲のない国道をただ走るだけだし。琵琶湖とえらい違いだった。

 

masterlife.hatenablog.com

 

 

道の駅猪苗代は最近出来たらしく綺麗でした。猪苗代スキー場の景観も良い。

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レークラインは純粋な峠道ながら、秋元湖が眼下に広がって見えた時など時々感慨深かったりする。とか言っときながら今回は「峠たーのしー!」ばっかりだったので写真撮れてない笑

 

レークラインが終わると国道459号線に合流したあと、福島県道2号米沢猪苗代線にて桧原湖の東岸を走る。前回(6月)はスカイラインの後気付いたらレークラインをスルーしてこちらに来てしまい、雨の中桧原湖を一周した。

 

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どんよりんご。

 

今回(9月)は幸いにも天気に恵まれた。

 

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桧原湖はなかなか停車場が多くて写真撮るのに助かる。尚且つ走っていても程よいワインディング感と、水辺沿いの爽快感とが両立して、琵琶湖ほど大きくはないのに充実感はそれなりにあって良い。近所にこんな湖沿いの道路があればお散歩に丁度ええのになあ…。道の駅裏磐梯もあるし、ちょっと走れば喜多方ラメーンやソースカツ丼食べに行けるしな!

 

桧原湖の北端から引き続き福島県道2号線を走り、山道に入っていきます。この辺りからが通称西吾妻スカイバレーになるのかなー、三度峠道に突入です。

 

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楽しませてもらった桧原湖がこんなにちっちゃくなってもうた…。


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15時過ぎ、ここで大阪から百名山巡りしてるおっさんに絡まれた。定年退職したおっさんで旅してる人に出会うの、この半年で二人目である。例によって北海道からの帰りらしい。

 

masterlife.hatenablog.com

 

 

西吾妻スカイバレーは山形側から入るべきか、福島側から入るべきかで楽しさが変わってきそうな気がする。というのも山形側から入ると、下りで福島側の景色が見えてくる時に湖なんかが目に飛び込んでくるから、達成感みたいなものが逆向きより湧いてきそうに感じた。

 

西吾妻スカイバレーを下り切ると徐々に交通が増して、米沢市街地に入っていきます。そのまま適当に看板見ながら国道13号線に乗って上山市に入り、宮城県山形県道12号白石上山線にて蔵王エコーラインに入ります。

蔵王エコーラインは宮城側からも山形側からも登ったことがありますが、個人的には山形側から登ることをオススメします。というのも、純粋に山形側の方が登りが楽(に感じた)。

あと逆順だと知りませんが、今回紹介するルートだとエコーラインに突入するのは夕方前後になるはずなので、夕陽の影響を受けにくい状況で走れます。その代わり宮城側にたどり着く頃に日が暮れてたら悲惨だけどな!

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雲上を走るこの景色にちょっとラピュタみを感じる(ニワカ)。


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なんかよう分からん高山植物。1本だけ妙に葉が茂ってた。そして雲やばい(このあと雲中走行になった)。


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蔵王ハイライン入口にて。この真後ろ100mくらいのとこで初めて野生の熊に遭遇した。立ち上がったら1.5mくらいなさそうな、ちょっと小柄なやつだったけど、「お、やべえ、」って感想しか抱けなくなる。

 

その(熊が出た)蔵王ハイラインから先は有料道路になっており、二輪だと380円払うことで山頂付近まで走ることができます。むしろ走ることはついででメインはお釜です。

 

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行っても必ず見られるもんでもないし、すぐガスるから地元に人でも見れたらラッキー感あるらしい。僕が行った日はピーカンでずっと見れた。あと寒い。平地の10℃下と思って服着てきましょう。

 

あとは蔵王エコーラインを下って国道4号線にぶつかり、東北自動車道白石ICや村田ICなどを介して帰りましょう。家に無事着くまでがツーリングです。