昨年の2月にお金の見直しということで格安SIMへの変更とつみたてNISAの手続きをしました。
その後はといえば特に報告はしていませんでしたが、8月ごろに国内の単元未満株の取り引きが出来ることを知り、取引システムの構築が簡単なLINE証券を開設し取引を開始しました。
(日本の単元株システムは株取引の参入障壁が上がるのでやめてくれると嬉しいのにと思っています。配当も1株から出るし。優待は100株以上保有者で区切りをつけるだけでいいのになあ)
あとは確定拠出年金(DC)の購入商品を見直し10月に変更し、同じ頃に楽天証券で米国株にも手を出し始めました。
2021年の時点では確定拠出年金(DC)、つみたてNISA、国内株、米国株の分野で取引を行っています。これらの2020年末(厳密には2021年始)の評価損益を見ていきたいと思います。
ただの個人の振り返りですので、投資初心者を名乗られるような方々にとっての有益な情報は皆無です。お時間があればお付き合いください。
確定拠出年金
確定拠出年金は会社から三菱UFJ信託銀行で開設するように手配されており、当初はバランス型の国内外株式と債券を一まとめにした商品を毎月計6,000円購入していました。しかし10月に見直した時点で運用実績があまり芳しくない上に配当金も出ず、手数料も0.25%と割高だったことから資産を「野村DC外国株式インデックスファンドMSCI-KOKUSAI」に移動し購入も1商品に変更しました。
結果はというと、変更が功を奏し2020年末時点で12%の含み益状態です。とはいえこちらは60歳まで引き出せないため今の損益を出しても仕方がない感じはあります。
商品変更するまでの評価損益(=評価額/購入額-1を%換算で算出)が悲惨すぎる…
つみたてNISA
つみたてNISAでは購入商品のバランスをころころ変えていますが、「eMAXIS Slim S&P500インデックス」「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」「eMAXIS Slim 先進国株式」の3商品を毎月1万円ずつ積立購入しています。合計金額が33,333円にならないように調整しているのは手取りの問題です。給料増えねえかなあ。
一時期はこれに加え「eMAXIS Slim 資産8均等」も購入していましたが、上記3商品に対してリターンの幅が小さかったので8月ごろに購入をやめました。正直先進国株式も半分以上が米国株なのでS&P500に絞ろうかと考えている今日この頃です。
とりあえず2020年末時点での評価損益は+16%という結果になりました。コロナショックで評価額安のタイミングに購入し始め、インデックスの回復に合わせて評価額が上昇する結果になりました。
さて商品別に損益の推移を見ていきましょう。まずはS&P500。
続いて先進国株式。
全世界株式(オールカントリー)。
全世界株式は10月に8均等への投資を振り分けたので10月から毎月の購入金額が上がり、購入総額の傾きも上昇しています。
しかし評価損益の折れ線グラフの雰囲気は変わりませんね。
折角なので上記3商品+8均等の2020年の毎月末時点での評価額の推移も比較してみましょうか。商品の偏り具合を見たいという個人的なメモのような目的です。結果は下表です。
リターン見比べてみると、先進国と全世界株式が似たような推移していることが分かりました。この2商品は1本化しても問題なさそうですね。また8均等がコロナショックでの落ち方が他の株式と同じ割にはリターンが株式の約半分程度ということで、この結果だけだと保有メリットが分かりません。
誰か詳しい方いらっしゃれば分かりやすく教えてください。
国内株式
新年早々つみたてNISAのグラフ作成やデータ収集するのに疲れたので手短に行きたいです←
国内株式はLINE証券でしか取引していません。薄給なので数十万円を動かすのに気が引けており、単元未満株で運用したかったからです。SBIの方が手数料割安そうですが取引回数がそんなになく、LINE証券の方が口座開設等の参入障壁が低くタイムセールもやっていたのでLINE証券で取引を行っています。
で、評価額の推移を見たく取引履歴を確認しようと思ったのですが、LINE証券は取引履歴のCSV提供を行っていないようです。
なので推移をグラフ化することはできませんでした。
2020年末時点での保有株式と単元数、評価損益は下記の通りでした。
また年末以前に上記以外の単元未満株式も保有しており、詳細を調べるのは疲れたので省きますが、2020年の課税前譲渡損益合計額は+7078円、課税前受入配当金合計は+5285円でした。
米国株式
最後に米国株式ですが、こちらは楽天証券で取引を行っています。2020年末時点での保有株式は$TSM,$BZUN,$RIDEです。$ATCOも28,235円で保有していましたが31,408円で売却済みです。売却してから少し値上がりしていて悔しいです。
円換算すると為替の影響で結構マイナスが出てしまいました。$BZUNは$40以上のタイミングで売却できればよかったのですが、まだまだ伸びると(根拠なく)思っていたので売り時を逃してしまいました。株取引の難しさを実感しています。
また$TSMから10月に課税前配当金が408円相当を得ていました。
まとめ
資産運用を始めて1年目でしたが、2020年はコロナ以後誰が世間の噂通り取引しても利益が出るような相場だったと聞いた中で、+15%の評価益を挙げられました。つみたてNISAがインデックス投資なのでそれと比較すると、国内株式で結果を出せたものの確定拠出年金(DC)と米国株式で足を引っ張り、全体でインデックスの16-17%にぎりぎり届かないという結果になりました。自分の資産を分解して分析してみたのは初めてでしたが、個別株でも奮闘できたというのは少し面白い結果になったととともに、インデックス投資って放置しているだけで凄いんだなあという結果になりました。
この記事を書くのに約3時間半もかかってしまったので来年もやるかは分かりません。