修士課程のメモ帳

研究職と開発職の隙間に落っこちた新卒のお話

鹿と紅葉とNikon1 J5。

「新しくカメラ買ったんだけど使い方が分からない!ちょっと綺麗に撮れるくらいしか変わらない!!」

 

と言われたのでカメラを教えてきました。奈良で。紅葉を見ながら。鹿とも触れ合ってきました。お姉さまと

 

ちなみに写真はすべてD5300です。Nikon1 J5のレビューは一番下にちょろっと書いてます。

 

 

 

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奈良の紅葉はまだ色付きの途中でおそらくイチョウの最盛期は来週、モミジの最盛期は再来週くらいになりそうな感じでした。

 

 

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奈良国立博物館。こういう近代的な建物が好きです。

 

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まつ毛長い。

 

 

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イチョウはだいぶいい感じ。ところにより青い。

 

 

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モミジはまだですね。

 

 

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しかしところによりしっとり色づいています。

 

 

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写りこみも綺麗。

 

 

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鹿と紅葉の映り込み。

 

 

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鹿と紅葉を撮ってたら喧嘩が始まりました。すっげー勢い。ドスッ、ゴスッって音が川辺に響く。

 

 

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鹿が勝負をシカけてきた!!!(黙

 

 

 

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鏡池も綺麗ですね。

 

 

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そのまま二月堂まで来ました。

 

 

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ここもきれいに紅葉し始めてる。

 

 

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稲干し。逆光で思いっきりゴースト出た。

 

 

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陽が傾いてきて赤がさらに映えてきました。

 

 

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意図的にボケを作る方法も教えました。

 

 

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やっぱりこの構図が好き。

 

 

このあと小腹がすいたからなんかつまみに行こうと街まで降りて、なんか写真見返しながら「これいいよねー!」とか「何ちゃっかり撮ってんの!」とか話ながら酒飲みまして、最後の恋について話し合ったりしちゃいまして、4時半くらいから飲んでたはずだったのに8時までしっかり飲んじゃってました。何なら日本酒も2人でそこそこ飲んじゃうくらい。

 

夜も更けてきたことに気づいて、

「そういや鹿ってどこで寝んの?」

「鹿がまとまって寝てんのかな」

「鹿天国じゃん」

「シカパラ!!!」

「見に行くシカないやろ!」

ってことで8時過ぎてから再び鹿を見に行くことに。どんだけ鹿好きなんだ。

 

 

ちなみに鹿はなんだかんだ起きてました。これはナイトスクープに応募しないと。

 

そして春日大社万灯会をやっていたのを見かけたのでとりあえず行く。

 

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ちなみにNikon1 J5ですが、小っちゃくてかわいいですね。初めてNikon1レンズを触ったので、単焦点レンズでフォーカスリングらしいものが全然回らなくて焦りました笑

ちなみにMFは手での微調整ができません。カメラ任せのある程度制限のあるフォーカスの調整ですが、あんまMFなんて使わないだろうから良いだろうって思ったか!イルミネーションでめっちゃ使うからな!やっぱり単焦点にはフォーカスリングが欲しかったな。画質はよかったです。

撮り方知ってたらスマホなんて目じゃないです。っていうか、やっぱり一眼やなってくらいには撮れます。でも構図からピントやら撮り方見せ方知らないとスマホに毛が生えた程度まで落ちてしまうので、写真をかじってる人に教えてもらいましょう(ただしこれは一眼レフでも一緒の話です)。

 

 

紅葉がすでにいい感じでしたが、次の日曜はもっといい感じのはずなので再び出没予定です。

 

【初心者向け】一眼レフやミラーレスカメラでイルミネーションを上手に撮影する方法6箇条。【スマホ非推奨】

この三連休で最低気温が10℃落ちて、急激に冷え込むようになりましたね。皆様いかがお過ごしですか?僕はフリースを引っ張り出しこたつ布団を用意し、さらには風邪を引いたていでこのエントリを書いてます(ぉぃ

 

 

秋が急に訪れてきましたが、その秋も近年は遅く短いものであっという間に冬がやってきてしまいます。なんなら冬のイベントは秋の真っ只中くらいから始まります。

 

そう、イルミネーションですね。

 

えっ!?早くない?って思ったあなた、参考程度に去年の11月最終週の土日の写真です。

 

 

 

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おかしい。

 

紅葉していない渡月橋はおかしい。こんな青い渡月橋は期待していない!

 

 

ちなみに関西ではこの週と翌週が紅葉のピークでしたが、翌週はすでに12月

すでに神戸ではルミナリエの点灯式が行われる頃、モミジきれいだねー、イチョウきれいだねーなんて会話をしていたのです。それくらい、秋の到来は遅く冬のイベントはやってくるものです。なので今回は少し早いですが一眼レフやミラーレスカメラでイルミネーションを上手に撮影する方法を筆者の経験から趣向も併せて紹介してみようと思います。

 

 

 

1.開放F値の小さいレンズで挑む

イルミネーションは夜に点灯するため日中に比べ圧倒的に光量が足りません。つまりブレます。ブレていない写真を撮るためにはどうするか、方法はいくつかありますが僕の一番好きな方法は開放F値の小さいレンズで撮影に挑むことです。

いきなり専門用語を使いましたが、レンズごとに○○mmと何の長さかよくわからない表記の後にF○○という表記があります。このF○○の数字が小さいものが開放F値の小さいレンズとなります。じゃあこの開放F値は何を表しているのかというと、簡単に言えば光を取り込む能力とぼかす能力です。暗い場所なのでたくさんの光を取り込めるレンズのほうがイルミネーション撮影には有利ということですね!結果としてブレていない写真を撮ることができるようになります。

 

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綺麗なんだけど酔いそうな写真…実はよく見るとブレてます。

 

また後述しますが、玉ボケを作るときも開放F値が小さいほうが作りやすいです。

 

 

 

2.広角よりのレンズのほうがいいかも

イルミネーションは夜に点灯するため日中に比べ圧倒的に光量が足りません。つまりブレます。ブレていない写真を撮るためにはどうするか、方法はいくつかありますが基本的に同じF値なら望遠よりも広角の方がブレにくいようです。

 

 

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 僕はぶれない…ッ!!

 

そうはいっても望遠にすると圧縮効果ができ、例えばルミナリエではそれがいいほうに働くことも多いので一概に「広角以外で撮るな!」とは言えません。手振れ補正がついていれば安心ですね。

 

3.シャッタースピードが1/(焦点距離)を大きく下回るならISO感度を上げよう

イルミネーションは夜に点灯するため日中に比べ圧倒的に光量が足りません。つまりブレます。ブレていない写真を撮るためにはどうする(略

 

僕的には最終手段ですが、ISO感度を上げるのも一つの手段として挙げられます。

ISO感度とはいわばセンサーが受光する感度のことで、デジタルではこの感度を無理やり無茶苦茶なレベルにまで引き上げることができます。年初に発表されたNikonのD5なんかは幽霊も映るレベルまで最高ISOが向上したとかなんとか。

 

Nikon デジタル一眼レフカメラ D5 (CF-Type)

Nikon デジタル一眼レフカメラ D5 (CF-Type)

 

 ISO 3,280,000ってなんだよ。値段のほうが値小さいやんけ。

 

 

ISOを上げてやればシャッタースピードを速くできるため、ボケも光跡も光量豊富な日中に撮れるような、ボケボケで被写体の動きがきっちり止まった写真を撮ることができるようになります。

しかしISO感度を変えて受光感度を無理矢理上げることはすなわち、人間の非可視光域の光に対する感度も上げてしまうからかは分かりませんが、ノイズがめっちゃ出ます。要は撮った写真がザラザラして汚い感じになります。だから最終手段なのです。

 

 

4.ただしシャッタースピードは1/50より低速がおすすめ

ISO感度を最低限にあげて、絞りもできる限り開けて、シャッタースピードも十分に稼げるくらいになったならシャッターを押してみましょう。

ピピッ、、カシャッ。

 

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(´・ω・`)

 

初心者のイルミネーション撮影あるあるですね。

 

発電所から送られてくる電気は交流電流で、、、と小難しい話はおいておきますが、西日本では1/60秒に2回、東日本では1/50秒に2回、電流が0の瞬間がやってきます。どんな瞬間やねんって思うかもしれませんが、要は写真のタイミングがそれです。電流が流れていないタイミングでシャッターを切ってしまうと電球には電気が来ていないので光らず、結果として暗く映っちゃうんですね。

なので手ぶれ対策としてシャッタースピードは速いほうがいいよとは言いましたが、交流電源の周波数のことを考えると1/50秒くらいにしておくのが無難といえます。もしも望遠レンズで構図を狙う場合はおとなしく三脚を使いましょう

 

 

 

5.玉ボケを積極的につくる

これはある意味完全に筆者の趣向かもしれません。

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ほぼ同じ構図、同じ露出時間ですが、あえてピントを外して玉ボケを狙いに行ったほうがただのピンボケの写真のはずなのにどこか想像力を働かせるような写真になっている気がしませんか?この画像にはないので例としては相応しくないですが、ボケててよく見えないものはいったい何だろうと見る側の想像力を刺激するような写真が僕は好きです。まぁこれはちょっとやりすぎだけど

そういうのがなくても若干ピントが外れたものの不思議な光沢のような写り方が好きですね。上の画像で言うと右下のガードレールなんかがそれ。この辺は完全に個人の好みなので一意見として本当に軽く聞き逃してもらえれば。

 

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夢の中の世界みたいな気分に浸れるからボケ写真のほうが好きかなぁ。

 

 

 

6.彼女(彼氏)と一緒に行こう

だってさー、ほら、例えば夜の街中にカメラぶら下げたメガネの男が一人いたとするじゃん?気持ち悪くない?

逆に例えば夜の街中でメガネの男が立派なカメラで嬉々とした表情の女の子を撮っているとするじゃん?「あ、彼女さんと仲良くしとるんやな」ってなるくない?

 

ということで今年もイルミネーション撮りに行きたいので頑張って彼女作ります、はい。

関西ツーリング定番の一つ、琵琶湖を一周してきた。

快晴の土曜日に琵琶湖一周ツーリングに行ってきました。関西バイカーなら定番のコースで、僕も約3年ぶりの琵琶一です。

 

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2013年12月。紅葉が綺麗に色付き終わりいよいよ冬に差し掛かろうという時期。高校の同級生と初めてツーリングに出たころの写真です。NINJA250Rの友達はGSX750Rに乗り換え、ACROSSの友達はどうなったんだろう。

 

今回は琵琶湖の少しでもそばを走ろうと定番の反時計回りのコースです。

 

 

 

大阪の方向音痴の友達を迎えに行くために東大阪のある駅前にAM7:30に集合のはずだったのですが、友達が所要時間の計算間違いと待ち合わせを間違えるというコンボをかましたため8時前の出発になりました(#^ω^)ピキピキ

 

R163,r65,R307,R422を乗り継ぐことで大阪奈良京都を掠めながら滋賀入りします。R422は交通量が少なく快走路という感じ。なお日差しはあまり差し込んでこないため走ってて寒かったです。

 

滋賀入りして初めての休憩がAM10時!思ってたより時間を巻けたようなそうでないような。休憩後再びr29で瀬田川左岸を北上し琵琶湖に向かいます。写真は撮れませんでしたが、この日は快晴だったためD大やK大のカヌー部やボート部が瀬田川で練習していました。いいなぁ、青春。

 

 

 そのまま予定通り湖岸沿いを北上し大津草津彦根米原を通過し長浜まで一気に走ります。長浜駅近に有料駐輪場(一回300円)があったため、そこに駐輪し昼食に向かいます。

 

 

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駐輪場前の風景。この日は歩行者天国のような感じで何かの祭りを感じさせる賑わいでした。あと着物の女性も多く眼福でした。CanonNikonSONYの立派なカメラを抱えた初老の男性が大学生くらいの齢の着物女性の撮影会をしていたのはなんというか、複雑な気持ちになりました。

 

 

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当初の目的の一つ、鯖そうめんの店「翼果楼」に向かいます。「翼果楼」と書いて「よかろう」と読むそうですね。テレビでは相当取り上げられているようですが、民放を全く見ない人間なので知りませんでした。

 

店内へは15分とかそこらで案内されました。有名店なのに祭りのせいか早く案内してもらえたと思います。

 

 

 

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思ってたよりすげえや…。

テレビを見ない僕でも知ってる顔ばかり。ここに写ってないだけでおにぎりあたためますか大泉洋なども来店されたようです。

 

 

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ペレです。

 

 

 

 

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鯖街道1340円。鯖そうめんそのものも初見でしたが、単品で食べるものかと思ってたら結構甘辛く味付けてあり本来ごはんのおかずとして食べるものだそうで、それに倣って定食メニューにしてみました。白飯の他に焼き鯖寿司に代わったものなどもあります。

 

おいでやす 翼果楼へ 〜長浜名物 鯖そうめん

 

 

 

昼食後、予想外の街の雰囲気に好奇心を隠せず散策に出ることにしました。

 

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カメラ持って一日ふらふらしていたい街並み。準広角単焦点つけっぱなしにしてスナップ撮りながら散策したい。または彼女と食べ歩きなども洒落乙かと。

京都ほど堅苦しくなく感じたのはどこか現代の空気感をわずかに放っていたからでしょうか。

 

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ギャラリーとかさ。いいよね、この雰囲気。

 

 

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次来るときは女の子を連れデートで来たい街でした。

 

 

 

PM2:30ごろ長浜をあとにします。というか時間押しすぎ笑

 

琵琶湖を一周する、焼き鯖そうめんを食べる、そして当初の目的の一つである奥琵琶湖パークウェイに向かいます。

 

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道中停車スペースが2か所くらいあったので、そのうちの一つで写真を撮りました。本当に気持ちがいいツーリング日和。

 

 

着いた。

 

2013年

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2016年

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昔から変わらずたくさんのバイクや車が訪れていました。ワインディングも楽しめ満足しました。

 

 

 

この後は湖周道路をひたすら南下します。

 

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日が暮れ月が昇り始める頃、すごい光景を見せてもらえました。空は薄明るく大きな月が湖を照らす瞬間はこの日一番の光景でした。

 

 

このあとしゅーんって京都市街地に入り生駒まで帰りたかったのですが、友人のスペイシーは排気量が100 ccなのでなんとR161の湖西道路が自動車専用道のため走れず、なくなく迂回を試みます。

とはいえ、ここまでGoogle先生におんぶにだっこで来たのにナビが一切使えず知らない土地で迷子をするのは勇気がいります。ひとまず国道に乗っかって(R367)青看板で来た地名(大津)と逆方向をとにかく進みます。もう引き返せません。正直この時ばかりは京都市北部を通過して亀岡あたりに出ることを覚悟してましたw

 

「修学院」という見慣れない地名に向けてひた走った結果、「大原」の文字を見つけてこの時初めて自分が今どのあたりを走っているのかを察しました。ここ比叡山じゃねえかwww

 

引き続きR367を走ると急に交通量も人通りも多くなったことから京都市内に入ったことを察し、適当なコンビニでGoogle mapを立ち上げます。場所は一乗寺周辺、ラーメンの激戦区ですね。そうなるとおなかが空いてきましたよね。寒さから早く帰りたがる友人を制止しラーメン屋に向かいます。

 

 

そしてこのラーメンで復活したのは僕ではなく友人のほうで、このあと北大路通りから川端通りを経由し鴨川沿いを南下し京阪国道を走り生駒まで帰りました。

 

 

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いつもツーリングバックを片付けてるとお酒が入ってる不思議、なんでだろうなー(棒)

Amazonで買える便利な化学用品で打線組んでみた。

1(一)無水エタノール

無水エタノールP 500ml

無水エタノールP 500ml

 

 

いきなり試薬キター!打線の核弾頭!初回先頭打者ホームランでチームに勢いつけちゃう!!

 

あ・ぶ・ら・よ・ご・れ・にー!無水エタノール。これでだめならヘキサンと言いたいけどさすがにヘキサンを下水に流しちゃうのはねぇ…サンドペーパーとかで擦るほうが賢明かも。

引火性なので火元には絶対置かないよう注意です。

 

 

ちなみに飲食用でありながらほぼ同じものもこちらにおいておきますね。

 

 

 

 

2(二)メスシリンダー

 

液体の体積を正確に測りたいときにどうぞ。ぶっちゃけ本職ではそこまで厳密に測りません。だって容器に移す時にメスシリンダー内にいくらか液体残るし。厳密に体積を拾いたいときはメスピペットやマイクロピペッターを使ってます。

 

 

3(右)パラフィルム

エル・エム・エス パラフィルム4インチ 長さ125フィート PM-996

エル・エム・エス パラフィルム4インチ 長さ125フィート PM-996

 

 

個人的に実験をするうえで一番好きな用品の一つだと思う。引っ張るとすげー気持ちよく伸びるからストレスに良いです。逆にもっと伸びると思ってたのに思いのほか伸びずにちぎれた時はストレスになります←

化学屋としての仕事上の使い方はネジ式蓋の密閉(できるとは言ってない)のため、蓋の上から引っ張ってぐるぐる巻きます。密着するので外気や湿気をシャットアウトできると考えられていますが、たぶんそれでも多少は通過してしまうでしょう。

 

ストレス解消にどうぞ。

 

 

4(三)実験白衣  

 

大きな声では言えませんが、有機合成系のうちのラボでは白衣を着ている人はいません。 あたまおかしいんじゃねえの。ちなみに先輩は濃硝酸濃塩酸を使う時ですら私服です。

着丈が長くて袖口が絞られていて、なおかつ耐火性耐薬品性に優れているものが理想的なのですが、袖口がゴムで絞られている白衣の販売のないこと。

 

 

エプロン替わりはもちろん、コスプレにもどうぞ。

 

 

5(中)酢酸

酢酸(食添) 500ml

酢酸(食添) 500ml

 

 

Amazonで手に入るのはカメラ用品の酢酸のほか、食添用が手に入るそうです。スーパーで買える食酢は酢酸含有量が5 vol%程度で濃度が低く、酸性度もそこまで高くないため食用しても酸で体内がただれることはありません。一方、フィルムの現像停止液や食添に用いられる酢酸は30 vol%程度あるため相当酸がきついです。

これを用いて適当な濃度に希釈してやれば風呂場の石鹸カス汚れやトイレの尿石除去剤などにもちいることができそうです。

 

そのまま下水に廃液すると酸の強さから割とシャレにならないくらい環境を汚染するので、下水に流すときはその1000倍以上の量の水も流してあげてください。要は1 mL使用したなら水道水をそこから最低でも1 L流せってことです。

 

 

6(左)デシケーター&シリカ

 

 

シリカゲル青 500g

シリカゲル青 500g

 

 例えば調味料なんかで湿気て欲しくないものってありますよね。塩とか胡椒とかオニオンスパイスとか。

 

 これめっちゃおいしくて好き。塩コショウがこれ一本で済むのも便利。湿気やすいのが難点ですが、チャーハンにもラーメンにも肉にもなんにでもおすすめ!

こういうのを湿気させずに保管することができます。乾燥剤(吸湿剤)がシリカゲルならカメラの防湿庫代わりにも使えるかも。

 

 

シリカの代わりにこんなのも使えます。箪笥や押し入れの防湿剤にも使われていたりします。

 

 

7(遊)超音波洗浄機

シチズン 超音波洗浄器 SW5800

シチズン 超音波洗浄器 SW5800

 

 

これが実は非常に有能です。一般にはメガネの手入れに使われているみたいですが(むしろそれしか知らない)、溶けにくいものを熱を使わずに溶かしたり、壁面についた汚れを落としたり、外れなくなったすりガラスのすりの部分を外すのに使ったりします。

一般用途でもメガネやら防水腕時計やら汎用性は広そうですね。

 

 

8(捕)ゴム手袋

 

あまり周りでは聞かない意見ですが、僕は指先の感覚を大事にしたいためぴちぴちになるようなサイズのゴム手を愛用しています。要はLよりMよりSサイズです。

手の保護は大事です。酸アルカリを触る時や有機溶媒を触るときなどは身につけておきましょう。要は実験中常何時もです。有機溶媒は平気で浸透してきますが。

 

 

9(中)

 正確に質量を測りたいときにどうぞ。0.01 mgまで測定能のあるものが圧倒的におすすめです。

 

 

 

ちなみに化学には関係ないけど、ハッカ油いいよね。虫よけとして非常に効果が高いらしく、ムカデもいなくなるとかなんとか。

 

ハッカ油P 20ml

ハッカ油P 20ml

 

 

でも虫よけのためだけに20 mLはちょっと多いかなぁ。 と思ってたらムカデの子供出てきた…orz

三重の絶景、英虞湾で日の出を見ることができなかった。

写真撮りたい、バイク乗りたい、海沿いツーリングしたい…。

そうだ!日の出を見に行こう!

 

 

 

というわけで行ってきました。今回は深夜1時半出発です。馬鹿かな?

 

場所は伊勢志摩のこのへん。

 

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リアス式海岸が美しいですね。

 

 

 

海沿いツーリングで朝日を見たいわけなので、せっかくなら太平洋からのご来光を見ようと思って目的地を伊勢志摩にしました。あと、この辺りは快走路が多いらしく有料道路では伊勢志摩スカイライン、無料道路ではパールロードがあります。この辺りを走って満足して帰ってこようという魂胆です。

ちなみに僕は友達がいないので例によってソロツーリングです。グルメとかガン無視でひた走ります。

 

 

 

夜の名阪国道は殺される

奈良県天理市から三重県津市のあたりまで、かつて高速道路であった名阪国道と呼ばれる国道25号線があります。昔高速道路であったことから非常に道幅が広く走りやすい道で、自動車専用道となっているため排気量125cc以下の小型二輪車は通行禁止となっています。僕のは249ccなのでまったく関係ねえ。

 

以前MT-09 TRACERの試乗会鈴鹿サーキットに向かう時に日中使いましたが流れもそこまで速くなく、法定 +10 km/h 程度だった記憶から夜の名阪国道を慢心していました。

結果、命が3つあっても足りねえレベルで大型トラックに煽られた!おかしいな、こっちもまもなく3桁乗るペースで走ってたのに。

 

 

そしてGoogle先生は津まで走らず途中で降りて伊勢街道に乗るんや!とおっしゃったので、名阪国道から逃げるように伊勢街道に移りました。

 

 

 

夜の伊勢街道も怖い

日中の国道163号はなかなか気持ちのいい道です。帰りに利用したので断言できます。自然が豊かでマイナスイオンのほうこのような道路なので、あれは特にあてのないドライブやツーリングにはなかなかいい道だと思う。

けれど夜はあかん。先ほども述べましたが伊勢街道はマイナスイオンのほうこのような道路なので、実は軽いワインディングになっています。大体の区間が40 km/hだったと思います。ここを一切の該当なしで走るのは結構しんどい!ハイビームにしてようやく制限速度で流せるレベルとでも言っていいくらい、真っ暗な道でした。繰り返しになりますが、日中はいい道でした。

 

 

 

 

AM 5:20 英虞湾に着いた

この日の日の出はGoogle先生によると5:53頃。目標地点に定めた横山展望台には朝焼けも考えると30分くらい前にはついておきたいところでしたが、ギリギリセーフ。

 

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少し空が明るくなってきている頃、写真を見れば明らかの通り残念すぎるほど雲が出ており、結局6:30くらいまで展望台にいましたが来光は見えませんでした。

 

 

 

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しかし英虞湾はなかなかの景色でした。本当は朝焼けでオレンジに輝く海を見てみたかったのですが、陽の光が差したキラキラ輝く海を撮ることすらままなりませんでした。僕の睡眠時間を返せ

 

 

 

パールロードを走る

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パールロードはきれいな道と、あまり景色を楽しませる余裕のないワインディングと、名古屋走りでかっとばす地元民の車といった印象でした。ただし道中に度々ある展望台からの眺めは気持ちがよく、晴れていれば太平洋の向こう側に富士山が見られるとかなんとかのようです。おすすめは鳥羽方面から伊勢方面への海沿い側の車線を走るルート。逆方向は海が見えにくい格好になります。

 

そして奈良には11時半くらいに到着し、走行距離は350 kmを超えました。お疲れさまでした。

就活だからって急いでスーツ買ったら私服も買わなきゃいけなくなった件について。

おいちょっと待て!

インターンスーツでなくて結構です」ってなんだよ!!!

 

 

 

はい。

 

インターンの選考の合否を待たずして就活用のスーツを買った人です。いや、いずれ買うものだからいいんだけどさ、勢いでパソコン買った口座に就活準備で5万円は厳しいなあと思っていたところでした。タイミング悪すぎわろた。

 

 

masterlife.hatenablog.com

masterlife.hatenablog.com

 

 

今この記事書いてるのもこのパソコンだし、後期から内職で雑誌会の準備もできるしで買ってよかったと思ってるところではあるんだけどね。

 

 

 

話を戻します。

 

そんなわけで、就活用のスーツを買ってしまったので、「スーツでなくて結構です」とは書かれているもののスーツで行くべきか先輩に聞きました。

 

 

「就活用の私服持ってたほうがいいよー」

 

とのこと。バルス

なんだよ就活用の私服って。ググったら普通にビジネスカジュアルのことかよってなりました。なんだ簡単じゃんって思った僕、よくよく考えるとあんまり簡単じゃなかった。

 

 

選択肢1

靴は黒の革靴履くのにベージュのチノパン履くの?

 

個人的に結構相性悪い組み合わせだと思うの。学部生時代のバイトではベージュのチノパンが必須の会社だったんだけど、黒のスニーカーと相性が非常に悪いんですよね。この二色の明暗差が大きいうえに、黒靴の主張のなさがベージュを下手に引き立てる感じ(もしくはその逆)になってしまってて、違和感があります。

なのでチノパンといえばベージュのイメージだけど、就活では使いにくそうなのでとりあえず却下。

 

 

 

選択肢2

カーキのチノパンに合わせるシャツどうするよ?

それから黒の革靴履くのにry

 

白シャツにカーキのチノパンはありだと思う。けどパンツの主張強くない?(個人的な主張です)

あと、やっぱり靴は茶色のほうが合わせやすい色しているから、黒の革靴だと違和感を覚えます。とりあえず却下。

 

 

 

選択肢3

黒のチノパンにしようと思ったけど、白シャツタックインしたら高校生の制服かな?

 

黒の革靴に合うチノパンから探す方法に切り替えると、手持ちの黒のスキニーが目に入った。(就活ではデニムはNGです)

 

これはありかもしれないけど、スーツと何ら変わらんやんか。

 

そう思って一応白シャツ羽織ってタックインしてみた。

 

高校生の制服にしか見えませんでした。どうもありがとうございました。

 

というわけで、よさそうな選択肢に思えましたがこれもなしで!

 

 

 

あれ?選択肢もうなくね?って思ったあなた、正解に近い不正解!

まあ何でもいいならベージュかカーキでいいんじゃない?白か淡色のシャツならだいたい合うし、ジャケットもネイビーと相性いいし。

 

 

しかしまだ一つだけ選択肢が残っていたことを、僕はうにくろに行って気づいてしまった。

 

 

選択肢4

グレー。

 

黒の靴とも違和感ないし、ジャケットも黒もネイビーも合う。シャツも白だけじゃなく、ピンクや水色とも合うし、明るいグレーなら年寄り臭くないんじゃない?

 

ということで、グレーのチノを買いました。口座に追い打ちをかける3,000円の出費orz

今週のインターンで理系私服インターン勢のファッションチェックしてきます。

日本酒ポルノNo.2~千代緑 R-5 純米吟醸~

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秋田の奥田酒造さんによる一本。

仕様酵母が「こまち酵母R-5」だそうで、そこから商品名が「R-5」になっている。この手の試験酵母シリーズが他に二本あったが、「フルーティな香りと優しい口当たり」の謳い文句にこれを買ってしまった。

 

 

前回同様、香り、コクを重視する僕による評価です。淡麗辛口派が好きな方は評価の低い日本酒のほうが合うかもしれません。

 

では『千代緑 R-5 純米吟醸』ですが、

 

 

色:透明

 

 

香り:★★★★☆

近づけば吟醸香が豊かに香ります。一口目をいただく前、この匂いに期待を抱く瞬間も日本酒の楽しみ方の一つだと思います。結構期待したくなる、メロンっぽい香りでした。

 

 

味:★★★☆☆

先ほど堪能した吟醸香が口内で爆発するかといえばそこまでで、拡散はするんだけど、口の中で広がって1秒くらいしてからキレが効いてきます。甘いだけのお酒ではなく、ちゃんと日本酒としての主張もしてきます。甘口と辛口の中間くらい。もう少し甘くても良かったかなとも思います。

 

 

 

吟醸香とはなにか、自分が辛口が好きか甘口が好きか、それを判断するための初心者向け標準サンプルとして良い位置にいる一本だと思いました。