ということで、特別銘打ってはいませんが実質卒業旅行に行ってきました。まあ旅の始まりは突然に…っていうしね(言わない)。ただ今回はほんとに突然に興ったので予約とかプラン練りとかキツかった…、ってか旅行プランは当日決めた感じだったわ!☆←
ということで今回の旅程です↓
3/17
12:25 関西国際空港→長崎空港
おやつ時 どっか有名店で佐世保バーガー
17:00以降 ハウステンボス
23:00過ぎ ホテル着
3/18
10:00前 ホテル発
11:00頃 長崎市街着
11:30頃 グラバー園散策
14:00頃 どっか有名店でちゃんぽん
そのまま中華街散策
15:30頃 撤収準備
16:30過ぎ 長崎空港着
17:30 長崎空港→伊丹空港
解散
っていうざっくりとした段取りでした。ってか団体じゃなかったから行き当たりばったりで許されたけど、飲食店予約なしどころか店舗決めてないのがなかなかクレイジーで、実際そのおかげで時間に追われました。
以下思い出話です。
今回は二人旅で、しかも普段は鉄道旅かつ助手席専門というので、航空券の予約や空港での案内、レンタカーの手配、車の運転は全部僕の仕事だった。プライベートでの宿泊旅行なんて学部の卒業旅行での宮古島以来で、しかもその時は相方が勝手に高額なツアーを申し込んでいたから僕の仕事なんて車の運転だけだっただけに、あれこれ手配するのは意外と疲弊した気がする。
そんなわけで長崎空港に着いてレンタカーの手続きをして、まずは空港で決めた佐世保バーガーの有名店「ログキット本店」に向かった。
その付近まで車で行ったけど、駐車場が見当たらず、しかも乗ってきた高速に逆方向で進入させられて大幅に時間をロスした笑
なんとか二度目のアクセスで駐車場にたどり着いて、店に入った。で、頼んだ。
デカいけど迫力はなかった。しかし食欲をそそる匂い。そういえば卒業旅行に相当する旅行でまたご当地バーガー食べたんだなー。宮古島でもなんか凄い肉々しいやつ食ったな、なんて旅行の終わりが近づく頃に振り返って思い出した。
参考として宮古島のDug's Burger。こちらも超パワー系バーガーだった。
正直言うと、残り1/3あたりからお互い食べるペースが気持ち遅くなってきた笑 ちょっと味に飽きてきたんだと思う。大きいから仕方が無いし、それまでめちょめちょ美味かったから行って良かったと思ってる。
車に乗りこみ続いてハウステンボスに。
僕の中でのハウステンボスはチューリップ畑のイメージで、季節柄まさにハウステンボス!という景色を見ることができた。一方でいつの間にかハウステンボスのモチーフがドイツにすり変わっており、「何でオランダ推し?」と思ったのはここだけの話←
テーマパークでの広角の凄さ、Tokinaブルーとブルーアワーの協奏に驚いた。
園内全体の把握をしたら、今回の目的地へ。
園内の一番奥地で、プロジェクションマッピングの世界大会の予選的な位置付けが行われていた。二部構成の内、後半からは一般観覧席の最前列で鑑賞することが出来て、結果たまたま最前列が長身軍団になり、後ろに少し離れて他の鑑賞客がいて見終わった後少し申し訳なくなった笑
アトラクション自体は家族向けというか子供向けで、ネズミの国みたいに大人がはしゃげるアトラクションはなかった。海外の街並みをトレースした綺麗な景色をただぼんやりと観て歩き写真を撮るには良い場所だった。
お土産をこさえてホテルに着いて、駐車場が満車という事態を食らったものの、翌日の予定を立ててその日の疲れを落とし浅く何度も眠った。
前夜、早起き出来たら朝市の近くで朝ごはん食べようなんて話してたのにだらだらしてたので、ホテルの朝食バイキングも食べ損ねてコンビニで買って食べた。
そして車を走らせ目指すは長崎市街、グラバー園。
近くの駐車場に車を停め、グラバー園の入り口を探す途中でちりんちりんアイスなるものを食べた。
花のような形に盛られたアイスで、シャーベットのようだった。程よく暖かいその日に丁度良いおやつだった。
そしてグラバー園の入り口を間違え、大浦天主堂に通過しグラバー園に入った。
大浦天主堂はこれぞキリスト教の教会と行った感じだった(幼稚園、大学がキリスト教のとこだったなんて口が裂けても言ってはいけない感想)。
結局なんで入園券がお札の形だったか見て調べるの忘れたな…。
長崎は造船の街でもあり、グラバー園も造船に深く関わった偉人達の資料館のようだった。江戸末期から大正末期の洋風な衣装の貸し出しがあることにつけて、「コスプレ出来るよ!」みたいな推し方をしたあのガイドブックをおれは許さない…!笑
グラバー園の楽しみ方は人それぞれだけど、おれは造船の歴史を模型を使って展示してたのが一番楽しかった。模型にちんまりと付いてた錨の実物が、その建物の横に無造作に置かれていたのが一番衝撃的だった。
ところどころ時間が止まっていた。これからも止まり続けるのだろう。
あわよくばと思っていた桜も僅かながら咲いていた。今年も桜前線追いかける予定を組み違えてるだけに、この桜は少しありがたかった。
グラバー園を後にして、ちゃんぽんを食べに向かう道中で「ざぼん」というバスケットボール大の柑橘が売られていたので、そこで季節限定ご当地限定感溢れるざぼんジュースとざぼんソフトを頼んだ。
爽やかで甘酸っぱくて、でも苦味がない美味しい柑橘だった。よく知らないけど春先限定なのかもしれない。
そして僕らは長崎ちゃんぽんの老舗「四海楼」に向かったが、あまりの行列にフライトの時間を考慮し、代わりの店を探して江山楼に行った。というか何故だろう、ちゃんぽんの老舗で調べるて向かうと豪華絢爛な中華料理店で、ラーメン店のような小規模で拘りを形にした店には出会わなかった。
湯気が出ないのは油の膜のせい。クリーミーで濃厚でこれぞちゃんぽんという感じ。いつまでも熱いし食べ進めてもあまり進んだ気がしないちゃんぽんを気が付くと必死で食べてた笑
食べ終わったあと、ちょっとだけ時間に余裕があったので中華街を散策してみることにした。
これで神戸、横浜に続き長崎の中華街にも足を運んだわけだけど、これまでの中華街とは大きく違っていたと思う。神戸と横浜はあちこちで小籠包!天津!なのだが、長崎は角煮まん!皿うどん!ちゃんぽん!って感じ。食べ歩くには一撃が重い← 規模はやっぱり横浜がぶっちぎりでデカくて、長崎は神戸と同じくらいかなーなんて思ってみたり。
ちょっとだけ写真撮って雰囲気を楽しんだらいい時間だったので帰り道へ。移動はほとんど車で二人で何話したかあんまり覚えてないような他愛のない話をたくさんして、飛行機では流石に疲れて少し眠って無事伊丹空港に帰って来た。
余韻というより残響が大きくまだ帰る気持ちになれなかった僕らは旅行の復習をしてから家路についたのだった。